広告批評 WEB連動CM 2011.10.23 Sun 04:10 | 広告

どうも加藤です！
 
一回書いた記事が消えてしまい焦っております。
 
記事書くの遅れてすいません。
 
 僕のテーマはWEB連動CMについてです。
所謂、「続きはWEBで」みたいなやつです。
 
ここ数年、「続きはWEBで」のようなCMをよく見ます。
しかし、僕自身こういったCMの続きを見たことがありません。
実際、「続きはWEBで」には効果が有るのかを知りたく思い調べることにしました。
 
 WEB連動CMが流行るきっかけになったのが、オダギリジョーが出演していたライフカードのCMでした。「どーする俺？」で有名なＣＭです。
 このＣＭの成功により、2005年頃から徐々にWEB連動CMが増えてきました。
 この手のＣＭは、とりあえずＣＭのインパクトで商品に注目させて、ウェブに誘導し詳細を伝えるという流れを狙っているようです。
 
 では、何故WEB連動CMが流行っているのかと言うと、ＣＭの短い時間では伝えられることに限界があります。なので、ウェブの情報量でＴＶが伝えきれないことをカバーしようとしています。
リーチは長いが情報量が少ないCMとリーチが短いが豊富な情報を届ける事ができるネットの組み合わせは合理的です。
 
 しかし、アイシェアの調査によると、続きをＷＥＢで見たことのある人は、25.6％と4人に1人に留まっていることが分かりました。
 広研メンバーに聞くと、ライフカードのCMの続きをＷＥＢで見に行った人は2，3人しかおらず、今までライフカードのCM以外のWEB連動CMを見に行った人はいませんでした。
 
 このことから結局、WEB連動CMは効果があまり無いようです。
 では何故、効果が見込めないのかを考えると、実際にネットのページに行くのには時間がかかることが挙げられます。わざわざパソコンの電源をつけてインターネットに接続してURLを入力するなり検索エンジンで検索するというのはよっぽど興味のある物事じゃないと行動に移さないと思います。
 
 結論としては、Web連動CM自体、そろそろ行き詰まりを見せているので、広告を発信する側は、視聴者に興味を誘う新たな広告の形を考える必要が有ると思います